先日、日本のグッドデザイン賞(GOOD DESIGN Awards)、ドイツのレッド・ドット・デザイン賞(Red Dot Design Award)、ドイツのiFデザイン賞(iF Design Award)が2023年度の製品デザイン分野の受賞者リストを発表しました。UDL産業デザインチームがデザインした「理然」男性用パーソナルケアシリーズ(Packaging for Men’s Personal Care Products)のパッケージが三つの賞を受賞しました。
今回、UDL産業デザインチームは現代の男性用総合パーソナルケアブランド「理然」のために、一連の新しい製品パッケージをデザインしました。パッケージデザインは、製品のユーザー体験を向上させ、製品とシーンとのつながりを強化し、「理然」の認知度を高めることに焦点を当てています。
従来のパッケージデザインが外観の革新を追求するのとは異なり、今回のパッケージのアップグレードでは、チームは男性ユーザーの使用習慣や日常使用シーンでの問題とニーズを研究することに重点を置き、全体的なユーザー体験の向上を目指しています。また、製品の保管、輸送、店舗展示におけるパッケージのニーズを配慮し、環境への影響を減らすために、できる限りパッケージデザインを簡素化するよう努めています。
グッドデザイン賞(GOOD DESIGN Awards)は日本産業デザイン振興会(JIDPO)がスポンサーとなり、毎年デザインの品質、デザイン理念、革新性に基づいて、消費者の生活の質と基準を向上させたとされる製品に授与されます。レッド・ドット・デザイン賞(Red Dot Design Award)は、1955年にドイツデザイン協会によって設立された世界的な産業デザインのトップ賞の一つで、優れたデザインを通じてビジネスコンセプトを表現する作品を見つけて表彰することを目的としています。iFデザイン賞(iF Design Award)は1954年に設立され、ドイツで最も古い産業デザイン組織であるiFインターナショナル・フォーラム・デザイン(iF Industrie Forum Design)によって毎年開催されています。
UDL産業デザインチームは、デザインの革新を通じて製品のユーザー体験を向上させることに取り組んでいます。今回の「理然」男性用総合パーソナルケア製品のパッケージデザインが受賞したことは、消費者向け製品のパッケージデザインにおける再びの成功を示しています。