ブランドイメージは、「トッピング」「生地」「温度」という3つの要素からインスピレーションを得ています。ピザの作り方そのものが、私たちの発想に多くのヒントを与えてくれました。長方形のキャンバスに様々なトッピングが散りばめられ、それが高温で焼き上げられて、お客様のもとへ新鮮に届けられます。私たちのデザインルールに基づき、文字をグラフィック言語として用いることで、遊び心と表現力に富んだ視覚体験を生み出しました。文字の配置は柔軟で、動きのある多彩なレイアウトにも対応しています。ピザの名前はまるでトッピングのようにスクエア内にランダムに配置され、統一感を保ちつつも変化に富んだビジュアルを構成しています。新たなブランドイメージは、イタリアならではのルーツと、1枚1枚のピザに込められた職人技への情熱に立ち返るものであり、それは食欲をそそるカラーパレットとカスタムフォントにも表れています。このフォントは、シェフが緻密に組み合わせたトッピングを思わせる設計になっています。さらに、このビジュアルシステムは将来的に他のストリートフードをこの枠組みに取り入れる柔軟性も持ち合わせており、ブランドの展望と完璧に調和しています。
932°Fとのコラボレーションでは、顧客やスタッフと共鳴し、成長し続けるブランドをつくり上げることを目指しました。新たなブランドイメージは新店舗で導入され、消費者に新しい体験を提供するとともに、932°Fのチームにも商品開発へのインスピレーションを与えました。この新しいビジュアルによって、彼らはより自由にトッピングや他のイタリアンストリートフードの展開を進められるようになり、より本格的で魅力的、そして丁寧に作り込まれた食材の組み合わせを顧客に手軽に提供することが可能になりました。今後、商品ラインナップ、顧客層、そしてブランドの成長においてもさらなる広がりを見せることを、私たちは楽しみにしています。